2013年1月4日(金)
「普天間」無条件撤去を
沖縄・宜野湾 基地1周自動車デモ
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米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)を自動車で1周し、同基地の無条件撤去を訴える「第30回新春自動車デモ」が3日、同市で行われました。主催は「普天間基地撤去めざす宜野湾市民協議会」。垂直離着陸機MV22オスプレイが上空を飛び交い、爆音をまき散らすなか、参加者は「オスプレイ配備は即時撤回せよ」「辺野古新基地建設反対」と道行く市民にアピールしました。
宜野湾市役所で行われた事前集会では、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、伊波洋一元宜野湾市長、ヘリ基地反対協議会の安次富浩(あしとみひろし)代表委員、沖縄県統一連の新垣繁信(あらかきしげのぶ)代表幹事らがあいさつ。安倍自公政権が衆院選直後に辺野古新基地建設推進を表明したことに怒りの声が相次ぎました。
赤嶺議員は「17年間にわたる県民のたたかいで、辺野古の海にはくい一本打たせていない。埋め立て強行などもはや不可能だ」と強調。「安保条約廃棄の世論と運動を広げ、基地のない沖縄・日本をつくろう」と訴えました。
安次富代表委員は「仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は、少なくとも『辺野古は無理だ』と言っている。来年1月の名護市長選が正念場。全国的なたたかいで必ず勝利し、辺野古新基地を断念させよう」と呼びかけました。