2012年12月31日(月)
ダンスの風営法規制やめて
7カ月で署名10万超
東京・渋谷駅前 今年最後の行動
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風営法から「ダンス規制」条項の削除を求めて請願署名を進めているレッツダンス署名推進委員会はこのほど、自筆署名が10万人分を突破したことを明らかにしました。
音楽家の坂本龍一さんらが呼び掛け人となり、5月29日から始まった署名は、全国から運動への期待を寄せる手紙などとともに寄せられました。同委員会によると、署名は来年開かれる通常国会に提出する予定で、今後も署名を進め、「ダンス規制法」改正に向けて世論を広げていきたいとしています。
30日には冷たい雨の降るなか、東京・渋谷駅前で今年最後の街頭での行動をし、287人から署名が寄せられました。
ストリートダンスを始めて6年の男性(24)はクラブで好きなダンスを楽しむことがとても大切な時間だといいます。「スタジオで教えるだけがダンスじゃない。好きに踊れる場所がなくなるのは困る」と署名しました。
ツイッターで署名行動を知り群馬県高崎市から来たという女性(37)は「好きなミュージシャンの音楽で踊れるライブハウスが大好きです。時間などが規制されていると気持ち良く踊れない。地元の友達にも伝えます」と、署名用紙を持ち帰りました。