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2012年12月30日(日)

北京市が最賃11%増

中国23省市が引き上げ

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 【北京=小林拓也】北京市政府はこのほど、来年1月から最低賃金基準を現行の月額1260元(約1万7200円)から、1400元(約1万9100円)に引き上げる方針を決めました。中国メディアが伝えました。

 北京市は今年1月に最賃を引き上げたばかり。今回の引き上げ額は140元で、11・1%増となります。時給の最低賃金基準も、14元(約161円)から15・2元(約207円)への引き上げを決定。時給の水準は引き続き全国1位です。

 北京市人力資源社会保障局の孫彦副局長は中国メディアに対し「最低賃金基準の引き上げは、労働者、特に低収入労働者の報酬を引き上げる重要な手段だ」と語りました。

 また、陝西省、浙江省でも来年1月から最賃が引き上げられる予定です。

 中国人力資源社会保障部によると、今年は中国の23省市が最賃を引き上げました。2008年から12年の5年間で、全国平均の最低賃金基準は年平均12・6%増となっています。


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