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2012年12月28日(金)

仮設の住民に笑顔

党ボランティア 物資配る

岩手・釜石

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 岩手県の日本共産党東部地区委員会ボランティアセンターは27日、釜石市の甲子(かっし)第7仮設住宅で被災者への物資配布を行いました。

 「あら、この服ちょうどいいじゃない。ボタンは私が付け直してあげるから」。同センターの呼びかけで集会所に集まった住民らはおしゃべりしながら衣類を選びました。

 配布されたのは党北陸信越ブロックから提供された衣類と電化製品です。ホットプレートをもらった女性(54)は、「テーブルでみんなで食べたいと思って。お勝手は狭くて作りづらいから。被災して最初に来てくれたのは共産党さん。すごく助かっています」と笑顔を見せました。

 同センターのスタッフを住民も手伝い、党中央委員会の義援金で購入したコメを3キロずつ全32戸に配布。長野県安曇野市の党支部から寄せられた梅干しも一緒に配りました。

 被災して同仮設住宅に住む、党甲子東支部の男性(74)は、「この仮設は高齢で自宅再建の展望がなく途方にくれている被災者が多くいます。国の支援金にあと200万円は上乗せをと要望しています。医療費減免制度の来年3月以降の継続など、被災者の要求実現のため頑張りたい」と話しています。


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