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2012年12月25日(火)

那覇で「自立支援テント村」

弁護士ら相談、炊き出し

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(写真)炊き出しの「肉汁」を準備するボランティアの人々=24日、那覇市

 「働く者の連帯で、一人でも多くの方の自立に向けた支援を」と24日、沖縄県那覇市の与儀公園で「自立支援テント村」が開設されました。

 民主団体や日本共産党でつくる反貧困・反失業県ネットワークと県生活と健康を守る会の共催。今年で4回目です。医師や弁護士らボランティア約80人が参加し、3時間で50人が相談に訪れ、炊き出し200食は短時間で完食。

 チラシを見て参加した男性(45)は「話を聞いてもらえるだけでホッとします」。とび職でしたが、体調を崩して仕事を失いました。素足にサンダル履き。「夏場はいいけど冬はつらい。沖縄には年末年始を過ごす施設がありません」と男性。25日に生活保護申請と健康チェックを受けることになりました。

 生健会の仲西常雄会長は「“厚生労働省は生保受給者が213万人を超え過去最高だというが、人口が日本の半分しかないイギリスで574万人が受給している。ドイツでも受給者は794万人。日本では生活保護を必要としている人の2割しか受給できていない」と指摘します。

 日本共産党の我如古一郎、比嘉瑞己、前田千尋各那覇市議と前田政明、玉城ノブ子両県議が相談員を務め、赤嶺政賢衆院議員も激励に訪れました。


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