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2012年12月24日(月)

高校生「本当の復興とは」

東京で集い 震災・原発考える

福島の3年生2人が特別報告

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(写真)報告する福島の高校生=23日、東京都内

 「忘れないで! 東日本大震災と原発事故 若者たちよ、立ち上がろう」をテーマに23日、第18回東京の高校生平和のつどいが東京都内で開かれ、高校生ら約200人が参加しました。

 実行委員長の高校生(高3)が開会あいさつ。福島の高校3年生2人が特別報告しました。

 女子高校生は、友人の作文や体験談を紹介し、「避難先で元気に学校生活を送っているように見えても、さびしくて陰で泣いている人がいると知ってほしい」と発言。家族が3カ所に分かれて暮らす高校生さんは、仮設の祖父母を気遣いながら、「被災した人の悲しみや不安を取り除いてこそ本当の復興は実現します。できることを少しずつ積み重ねていくことが、みんなの笑顔を生むと信じています」と語り、大きな拍手に包まれました。

 「Live With 東北! しゃべり場」「原発と核兵器」など6分科会で討論。「デモから考える原発」では、首相官邸前抗議行動に参加した高校生が抗議行動中心メンバーへのインタビューなどを紹介し、原発の是非やデモについて話し合いました。

 作家・作詞作曲家の新井満さんと、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが講演しました。

 つどいに向けて実行委員会は中高生1573人にアンケートを実施。「日本の原発をどうしたらいいと思うか」では、「減らす方がよい」29・2%、「やめるべきだ」20・4%、「現状程度」26・2%でした。


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