2012年12月17日(月)
原発ない地球めざす
世界会議にのべ5500人参加
東京
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原発のない地球をめざす「Nuclear Free Now 脱原発世界会議2」が16日、前日に引き続き開かれました。集会や行進など関連企画も含め、2日間でのべ5500人の市民が参加しました。
東京都内で開かれた会議では、チェルノブイリから何を学び、原子力をどう規制し、脱原発社会を実現するのか、各国の環境活動家もまじえ、終日、熱心に話し合いました。
原発建設に直面する日本や世界の現場から報告がありました。青森県の大間原発建設中止を訴える「あさこはうす」の小笠原厚子さんは「原発事故後に建設を認める政府に耳を疑った。土地を売らなかった母の意思をみんなで引き継いでいきたい」と発言。30年間、上関(かみのせき)原発阻止でたたかう祝島の清水敏保さんは「500人の島でも大企業と対等にたたかっている。絶対にあきらめない」と話しました。