2012年12月15日(土)
即時ゼロこそ現実的
首相官邸前行動 「原発再稼働反対」
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笠井・宇都宮両氏あいさつ
首都圏反原発連合(反原連)は14日、首相官邸前、国会・霞が関一帯で、即時原発ゼロ、再稼働反対を訴えて抗議行動を行いました。厳しい寒さのなか、1万人(主催者発表)の参加者は、「原発なくせ」「今すぐやめろ」「再稼働反対」と声をあげました。「原発を今すぐやめるのが一番現実的だ」と初めて参加する人の姿もみられました。
反原連は、「各党の政策を見極めましょう」と呼びかけながら、「全原発即時廃止」の立場から各党の原発政策を評価するフライヤーとポスターを配布しました。
千葉市から参加した女性(54)は「寒くなってから参加しなくなっていたけど、進路を決める大事な総選挙。今日ばかりは参加して即時廃止を訴えなければ、と意気込んでやってきました」と話します。
仕事帰りに毎週欠かさず参加しているという埼玉県飯能市の男性(42)は「原発の問題を子や孫の世代まで長引かせてはならない。即時原発ゼロは最低限の目標です」といいます。
東京都大田区の女性(48)は「これだけ原発ゼロの声があるのに、大手紙の世論調査は一体どこの声を聞いているのか。活断層があちこち見つかっているのに原発をすぐとめないなんておかしい。地震のたび怖いし、すごいストレスです」と語りました。
反原連のミサオ・レッドウルフさんは「私たちは抗議の声をあげ、原発を早くなくすため行動を続けます」と訴えました。
日本共産党の笠井亮前衆院議員と、宇都宮けんじ氏が参加し、あいさつしました。