2012年12月12日(水)
「政治動かす運動に活路」
原発政策評価ビラ 反原連が会見
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首都圏反原発連合(反原連)は11日、参議院議員会館で記者会見を開き、各政党の原発政策を評価するフライヤー(ビラ)の配布がこれまで42万枚をこえたと発表しました。
ミサオ・レッドウルフさんは、これを「民主主義の地殻変動」と例え、「一般の方々が政治について考え動くきっかけをつくって世論を盛りあげ、政治を動かす運動をしたいという思いで始めました。そのひとつの活路をつくることができた」と話しました。
反原連はこの間、「脱原発『あなたの選択』プロジェクト」に取り組んできました。「全原発即時廃止」の立場から各党の原発政策を評価するビラとポスターを製作し、「各党の姿勢を見極めて行動しましょう」と呼びかけてきました。
自民党勝利の予測が報道されていることについてミサオさんは、「実感とだいぶ離れている」と指摘。「世論調査でも8〜9割が原発いらないと示しました。このフライヤーのように各党の政策を並べ、しがらみのない若い世代がどこがいいのか考えてくれることで政治は変わる」とのべました。
記者会見のあと、都内3カ所で街頭宣伝しビラを配りました。