2012年12月12日(水)
原発こそ“究極の高コスト”
福岡・博多駅前 志位委員長が批判
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福岡市・博多駅前で11日、日本共産党の志位和夫委員長は「財界は『コスト』といいますが、一番の高コストは原発ではないですか」と訴えました。
政府や財界がおこなった電力コストの試算には、原発事故の除染・賠償・廃炉の費用も、「核のゴミ」を長期間保管しつづけ、処分する費用もまったく入れていないことを明らかにしました。「これらのコストははかりしれない巨額のものになります。そのことを隠して、『原発が安い』などという議論をやっている財界は許せません。原発こそ究極の『高コスト』です」と指摘すると、「許せない!」の怒りの声が。
志位氏は、再生可能エネルギーを爆発的に普及させることでコストは下がることを示し、党が掲げた「即時原発ゼロ」こそが、もっとも現実的でもっとも責任あり、実行可能な方針だと強調。「共産党の躍進で、実行させようじゃありませんか」と力説しました。