2012年12月7日(金)
“風営法ダンス規制削除を”
署名推進委が宣伝
東京
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風営法の規制対象から「ダンス」を削除することを求めているレッツダンス署名推進委員会は6日夜、東京・渋谷駅前で署名行動をしました。
風営法では客に「ダンスをさせる営業」が規制されています。各地のクラブが風営法違反で摘発され、サルサや社交ダンスにまで規制が広がっています。
署名行動にはサルサダンサーやサルサ愛好家も参加。「ダンス文化を守りましょう」と呼びかけると、若者や仕事帰りの人が足を止め、215人が署名しました。たまたま通りかかったという男性(22)は、「ダンスをしている人からみると悲しい法律だと思います。もっと豊かな表現ができるような国になってほしい」と署名しました。
同委員会は、風営法改正について、東京都知事選の候補者と各政党に質問状を送り、回答をホームページで公開しています。
風営法改正に賛同 宇都宮けんじ氏
「人にやさしい東京をつくる会」の宇都宮けんじ氏は、「風営法によるダンス規制は許されない」と同法改正に賛同しています。日本共産党は「ダンスをさせる営業を風俗営業として規制対象とするダンス規制は撤廃すべきです」「文化を自由に創造し享受することは国民の権利であり、その条件を整えることは国の責務です」と回答しています。