2012年12月7日(金)
TPP反対の声はこぞって共産党へ
北海道・千葉 志位委員長が訴え
日本共産党の志位和夫委員長は6日、札幌市で街頭演説し、その後とんぼ返りで地元・千葉市、千葉県船橋市での遊説にと駆けめぐりました。
|
北海道は1次産業を経済の土台とする土地だけに、「TPP(環太平洋連携協定)をどうするのかは、文字通りの総選挙の最大争点です」と語りかけた志位氏。「日本を丸ごとアメリカに売り渡すTPPに断固反対を貫くことを共産党はお約束したい。北海道比例ブロックでなんとしても日本共産党の議席を取りもどそう」と熱を込めて訴えると、聴衆から大きな拍手が湧き起こりました。
演説のなかで志位氏は、TPPの大原則―「例外なき関税ゼロ」「非関税障壁の撤廃」によって日本の農業は壊滅し、医療も食の安全も危険にさらされることを明らかにし、ことTPPに関しては「守るべきものを守る」(野田首相)「守るべきものを守る交渉はできる」(自民・安倍総裁)ということはありえないとズバリ指摘しました。
なかでも志位氏が警鐘を鳴らしたのは、TPPが強行されれば北海道の農業が壊滅するということです。「北海道は第1次産業が土台です。ここが崩されたら、食品加工業、観光業、製造業、全部が沈没してしまいます。断じて許すわけにいきません」と力説すると、「そうだ!」の怒りの声が。
同時に志位氏は、青森県のJAグループが共産党の候補を公式に推薦する動きが生まれ北海道でもJAそらち南が党候補へ支持のメッセージを寄せるなどの動きが広がっていることも紹介し、「みんなで力をあわせて国を売る政治をやめさせよう。食料主権、経済主権を尊重した貿易ルールを作るために頑張ろうではありませんか。日本共産党を勝たせてください」といっそうの支援・支持を呼びかけると、「よし」の声と大きな拍手に包まれました。