2012年12月5日(水)
日本共産党の躍進で、新しい日本に踏み出そう
東京・新宿 志位委員長の第一声
総選挙公示の4日、日本共産党の志位和夫委員長が東京・新宿駅西口で行った第一声(全文)は次の通りです。
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みなさんおはようございます。ご紹介いただきました日本共産党の志位和夫でございます(拍手)。今日は、たくさんのみなさんが足を止め、聞いてくださいまして、まことにありがとうございます。(拍手)
宇都宮けんじさんから力強い激励をいただきました。心からのお礼を申し上げるとともに、宇都宮都政誕生のために私たちも頑張りぬく決意をのべるものです。(拍手)
自民党型政治か、日本共産党か――総選挙の真の対決軸はここに
みなさん。いよいよ日本の歴史を変える総選挙がやってきました。
「今度こそ政治を変えたい」。これが国民のみなさんの思いではないでしょうか。日本共産党は、今度の総選挙を、「アメリカいいなり」「財界中心」という「二つのゆがみ」を正し、本物の改革に踏み出す選挙とするよう、全力をあげてたたかいぬきます(拍手)。比例代表で650万票以上の得票を獲得するとともに、現有9議席を18議席以上に倍増することを目指して頑張ります。どうか絶大な支援をよろしくお願いします。(大きな拍手)
民主党政権がなぜ、惨めな失敗をとげたか。国民のみなさんの多くが反対している消費税増税や原発再稼働を強行した。その根っこには「財界中心」という政治のゆがみがあります。オスプレイ配備やTPP(環太平洋連携協定)推進の根っこには「アメリカいいなり」という政治のゆがみがあります。
この「二つのゆがみ」をもった自民党型政治に縛られている限り、「政治を変えたい」という国民のみなさんの願いにこたえることはできないことを証明したのが、民主党政権の惨めな失敗ではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)
みなさん。いよいよ60年続いた「アメリカいいなり」「財界中心」という自民党型政治の「二つのゆがみ」を正し、新しい日本に踏み出すときがやってきました。この仕事を担える政党はどの党か。覚えきれないほどたくさんの政党が出ていますが、「二つのゆがみ」を正そうと堂々と主張しているのは日本共産党だけであります。(拍手)
自民党型政治か、日本共産党か――ここにこそ総選挙の真の対決軸があるということを、私は、訴えたいのであります。(拍手)
「提案し、行動する党。日本共産党」の大躍進で、日本の明るい未来を開く選挙にしていこうではありませんか。(大きな拍手)
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「財界中心」のゆがみを正す改革
みなさん。「財界中心」というゆがみを正すと、どういう展望が開けるでしょうか。
日本経済と消費税をどうするかは、今度の総選挙の大争点です。
深刻なデフレ不況からどう抜け出すか。国民の所得を増やし、家計を応援し、内需を活発にする。これこそ、デフレ不況から抜け出す最大のカギであります。そのために、日本共産党は二つの提案をしています。
増税勢力に「ノー」の審判を――国民は一度も賛成した覚えはない
第一は、消費税大増税を中止することであります(拍手)。こんな大不況のもとで大増税をかぶせたらどうなるか。10%への税率引き上げで、国民のみなさんから13・5兆円もの所得を奪い取ったら、日本経済の底が抜けてしまいます。そうなれば、税収も落ち込んでしまいます。だいたい、みなさん、最優先で取り組むべき被災地復興の最大の障害となるのが消費税大増税ではありませんか。(拍手)
そもそも消費税増税は公約違反です(拍手)。その批判に押されて野田首相はこういったはずです。「増税を実施する前に、国民のみなさんの審判を仰ぎます」。繰り返し言いましたね。ところが、今度の総選挙で、「国民のみなさん、増税を実施してもいいですか」と問いかけていますか。増税を進めた、民主党、自民党、公明党は、あたかも済んだことであるかのように、この選挙をやりすごそうとしているではありませんか。
そうはいきません。増税法案は国会では強行されたかもしれませんが、国民のみなさんは、ただの一度も増税に賛成した覚えはありません。(「そうだ」の声、拍手)
総選挙では、公約を破って増税を強行した「民自公3党増税連合」に、厳しい「ノー」の審判をくだしていこうではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
「消費税に頼らない別の道」を示す共産党躍進こそ、増税阻止の最大の力
日本共産党は、「消費税に頼らない別の道がある」ことを、具体的に提案してきました。まず富裕層と大企業に応分の負担を求める税制改革を実行します。同時に、国民のみなさんの所得を増やす経済改革を実行し、経済を成長させ、税収を増やす。この二つの改革に取り組めば、消費税に頼らなくても、年金・医療・介護・子育てなどを充実させ、財政危機打開の道も開けてくるというのが日本共産党の提案であります。(拍手)
「みんなの党」「未来の党」などは、「増税の前にやるべきことがある」といっています。しかし、この方針では「やるべきこと」をやった後には、増税が待っています。これでは、「みんな」の「未来」は、暗いといわなければなりません(笑い、拍手)。「消費税に頼らない別の道」――この責任ある対案を示している日本共産党を伸ばすことこそ、増税阻止の一番の力になるのではないでしょうか。(拍手)
日本共産党は、選挙後の国会に、消費税増税中止法案を提出し、成立のために全力をあげます(拍手)。どうかみなさん、議席を倍増させていただき、この仕事を日本共産党にやらせてください。よろしくお願いします。(大きな拍手)
大企業の260兆円の内部留保を雇用と中小企業に還元する改革こそ
第二は、大企業がため込んでいる260兆円もの内部留保を、雇用と中小企業に還元することです。
大企業の身勝手なリストラ――電機産業だけで13万人もの首切り計画はやめさせようではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
今度こそ労働者派遣法を抜本改正し、均等待遇のルールをつくり、雇用は正社員が当たり前の社会を、ご一緒につくろうではありませんか。(拍手)
中小企業への手当てをしっかりやりながら、最低賃金を時給1000円以上に引き上げて、「働く貧困層」といわれる方々をなくしていこうではありませんか。(拍手)
大企業と中小企業の公正な取引のルールをつくって、日本の中小企業を元気にする政治に切り替えようじゃございませんか。(拍手)
働く人の所得を増やし、内需を活発にし、日本共産党を伸ばしていただいて、この不景気から抜け出そうではありませんか。(「頑張れ」の声、大きな拍手)
「即時原発ゼロ」――最も現実的で、責任があり、実現可能な方針
原発とエネルギーをどうするかも総選挙の大争点です。日本共産党は「即時原発ゼロ」を実現することを、提案しています。
他の党の中には、「10年後」「20年後」「30年後」「40年後」に「ゼロ」にするといっている党もあります。しかし、それでは結局、(原発の)再稼働をすることになりますね。しかし、いったいどの原発を再稼働するというのでしょうか。大飯原発の直下には活断層が走っている、その可能性を、あの評判の悪い原子力規制委員会も否定できなくなったではありませんか。だいたい、あの大震災をへて、日本の地震と津波の学問的知見は、根底から見直しが迫られています。この見直しの仕事は、10年や20年でできるものではありません。そうなりますと、再稼働はやってはならないし、できません。ならば、原発は止めたまま廃炉にするというのが、一番現実的な方法ではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
政府も、「原発に絶対安全は存在しない」ということを認めざるをえなくなりました。すなわち、原発を動かす限り、福島のような大事故を防ぐことはできないということです。そうした危険きわまりないものを動かすほど、無責任な政治はないではありませんか(「そうだ」の声、拍手)。私は、「即時原発ゼロ」こそ、最も責任ある方針であることを訴えたいのであります。(大きな拍手)
そしてみなさん。「即時ゼロ」は可能です。再稼働をしなくても猛暑の夏を乗り切ることができたことは、当の関西電力も認めました。財界は「コストが高くなる」とか「経済が衰退する」などと言っていますが、自然エネルギーというのは、普及が進めば進むほど、安くなるんです。ある試算では、風力は2020年には火力より安くなるといわれています。そして、雇用効果は、自然エネルギーは原発の13倍もあります。「即時原発ゼロ」を決断し、原発から自然エネルギーへの切りかえをやってこそ、日本経済の明るい未来が開けてくるのではないでしょうか。(大きな拍手)
「即時原発ゼロ」こそ、最も現実的で、最も責任があり、そして実行可能な方針です。財界マネーと無縁な日本共産党ならではの方針であります。日本共産党を躍進させていただいて「即時原発ゼロ」、実行させようではありませんか。(大きな拍手)
「アメリカいいなり」のゆがみを正す改革
TPPを断固阻止――参加して「守るべきものを守る」はありえない
「アメリカいいなり」のゆがみを正すと、どういう展望が開かれるのか。
TPPをどうするかのかも選挙戦の大争点です。民主党の野田首相は、TPP推進にあたっては「守るべきものは守る」と言いました。自民党の安倍総裁も、「守るべきものは守るという交渉はできる」と言いました。
しかし、TPPというのは、2国間のFTA(自由貿易協定)とは違います。「例外なき関税ゼロ」が大原則なのです。これに参加したら、日本の農業は壊滅します。そして、TPPというのは、「非関税障壁の撤廃」も大原則なのです。参加したら、国民皆保険が壊され、食の安全が危険にさらされます。日本共産党は、日本を丸ごとアメリカに売り渡すTPP参加には、断固反対を貫きます。(大きな拍手)
民主党や自民党が言っているように、TPPに参加して「守るべきものは守る」などということはあり得ません。「守るべきものを守る」ためには、「参加しない」ことが唯一の道なのです。(拍手)
この間、TPP反対で、日本共産党とJAグループ、農協のみなさんとの共同の輪が大きく広がっています。各地で行われている日本共産党の演説会には、必ず県のJAの会長さんなどから温かいメッセージをいただいております(拍手)。青森県のJAグループは、つい最近、日本共産党の高橋ちづ子比例候補と、県内四つの全ての小選挙区で日本共産党候補の推薦を決定してくださいました(拍手)。うれしいことであります。
共同の輪を広げに広げ、TPP参加を断固阻止するとともに、各国の食料主権と経済主権を尊重した、平等・互恵の貿易ルールを確立していこうではありませんか。(大きな拍手)
憲法問題が大争点に――世界に誇る憲法9条を守りぬこう
憲法問題が、総選挙の大争点になってきました。オスプレイ配備など、米軍に基地を無制限に差し出す。これは絶対に許すわけにはいきません(拍手)。それにくわえて、自衛隊まで差し出そうというのが憲法改定の動きなのです。
いま、自民党、民主党、維新の会、未来の党などから、そろって、「集団的自衛権の行使ができるようにせよ」という主張が相次いでいます。先日、日本記者クラブ主催の党首討論会に出ましたら、そういうきな臭い空気が充満しておりました。私は、その場でも、それに強い警鐘と批判の声をあげました。
さらに、憲法9条2項を変えて、「国防軍」を書き込め、「自衛権」を書き込め、「自衛隊」を書き込めと、憲法9条そのものをつくり変えようという動きも起こっています。
これを許したらどうなるでしょうか。アメリカが海外で戦争を始めたら、日本の自衛隊もいっしょに戦争をする――日本が海外で戦争をする国につくりかえられてしまいます。
戦後、日本の自衛隊は、これまでのところ、一人の外国人も殺していません。一人の戦死者も出していません。だれのおかげでしょう。歴代政権が立派だったからではありません。日本国憲法第9条のおかげだということを私は訴えたいのであります。(大きな拍手)
憲法9条を壊して、日本を「殺し、殺される国」にしていいのか。絶対に許すわけにはいきません(拍手)。そんなことを許したら、この日本は、アジアで生きていけない国になってしまいます。世界に誇る憲法9条を守りぬこう――この願いを日本共産党に託してください。よろしくお願いします。(大きな拍手)
日米安保条約はもうやめて、日米友好条約に切り替えよう
TPP、米軍基地、憲法――あまりにひどい「アメリカいいなり」の政治の根っこにあるのが日米安保条約です。今年は、日米安保条約が発効して60年の年です。安保条約を続けていいのかどうかを、真剣に考えるべきときがきているのではないでしょうか。もう日米安保条約はやめて、日米友好条約に切り替えようではありませんか。(「その通り」の声、大きな拍手)
日本共産党はどういう政党か
みなさん。比例代表は政党を選ぶ選挙です。今度の選挙では、それぞれの政党が何を言っているかだけではなくて、どういう政党か。それを、丸ごとみて、選んでほしいと思うのです。
歴史に背く逆流に勇気をもって立ち向かう党――「維新の会」の野望を許さない
日本共産党は、歴史に背く逆流に勇気をもって立ち向かう政党です。
維新の会というのが出てきました。中身をよく見てほしいと思います。そうしますと、消費税は11%にあげる、TPPは推進する、原発は推進する、憲法は改定する。自民党と同じではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
ただ、みなさん。それだけではありません。特別の危険があるのです。この間も、私が、「あまりにひどい」と、驚いたことがいくつかありました。
第一に、この勢力が、核兵器を保有する野望を持っているということです。石原代表は、外国特派員協会での講演で、「核兵器保有の手順を検討する」と言いました。日本記者クラブの党首討論会では、“核保有のためにも原発はやめられない”。こういう趣旨の発言をしました。広島、長崎の言語につくせぬ惨害を体験し、「核兵器のない世界」の先頭にたつべき被爆国・日本の政党が、核兵器の保有を平気でいう。こういう政党には、被爆国の政治にたずさわる資格はないということを、私は言いたいと思います。(大きな拍手)
第二は、この勢力が、究極の弱肉強食社会への野望を持っているということです。維新の会は、「政策実例」に、なんと「最低賃金制を廃止する」と書いたのです。これでは底なしの賃下げ・貧困になると、激しい批判がわきおこりました。慌てて今日になって、「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」に書き換えたそうですが、これは言葉の上だけのことですよ(「そうだ」の声、拍手)。だいたいみなさん、市場メカニズムにまかせておいたら、賃金がどんどん下がって、歯止めがきかなくなることからこそ、最低賃金制があるんじゃないですか(拍手)。市場メカニズムにまかせてしまったら、廃止することと同じことですよ(拍手)。いまだって、日本の最低賃金は、主要国の最低賃金のなかでも最も低いのです。時給で平均749円。フルタイムで働いても、年収150万円足らず。200万円にも届きません。こういう状態なのに、最低賃金をやめてしまおう。絶対に許すわけにはまいりません。(大きな拍手、「そうだ」の声)
この問題については、石原代表が、講演と質疑(自由報道協会、11月30日)のなかで、内幕を暴露してしまいました。石原代表は、維新の会の公約は、「竹中平蔵が全部書いている。彼(橋下氏)にとって竹中は神様みたいになっちゃっている」。こういったそうであります。みなさん、竹中氏といえば、小泉「構造改革」の急先鋒(せんぽう)として、貧困と格差を広げ、日本をぼろぼろにした張本人ではありませんか。この人を「神」とあがめる人物に日本の未来を託せるわけはありません(「そうだ」の声、大きな拍手)。強いものにはこびへつらい、自分より「弱い」とみた人たちは徹底的にいじめぬく。こんな政治をこの日本にはびこらせてはなりません。(大きな拍手)
しかしみなさん、こんな動きは許せないと、理性の声がおこっています。日本共産党は、理性の声のよりどころとして、歴史の逆流とたたかいぬき、東京でも、大阪でも、全国でも、この逆流の台頭を許さないために頑張りぬく。逆流に対しては、日本共産党の躍進でこたえたいと決意しております。(大きな拍手)
草の根で国民と結びつく“力ある政党”――政党を劣化させる政党助成金は撤廃せよ
みなさん。日本共産党は草の根で国民と結びつく“力ある政党”であります。
いま、政党の離合集散がひどすぎますね。私は、この前、ある民放テレビに出まして、その一つの原因として、政党助成金があるのではないかと指摘しました。政党助成金という制度が、政党の劣化をひどくしているのではないでしょうか(「そうだ」の声、拍手)。選挙で、票と議席さえとれば、あとは国からお金がもらえる、そこから、政党の粗製乱造現象がおこっているのではないでしょうか。(「その通り」の声、拍手)
党員を増やし、組織をつくり、自前で財政をまかない、国民のみなさんに堂々と政策を訴える。こうした政党としての大道を歩んでいるのが日本共産党であります(拍手)。企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、草の根の力に支えられて財政をまかなっているのは日本共産党だけであります(拍手)。「身を切る」というのだったら、年間320億円の政党助成金こそ、ただちになくせ、私はこのことを訴えたいと思います。(大きな拍手)
1世紀近い歴史で試された党――未来を安心して託せます
そしてみなさん。日本共産党は党をつくって90年になりますが、1世紀近い歴史によって試された党です。
いま、たくさんの政党がつくられるなかで、日本共産党に「筋を通す党」という注目があつまっています。昨日、発売された『プレイボーイ』という週刊誌でも、「元祖・ブレない政党」として、3ページにわたる私のインタビューが掲載されています。(拍手)
「筋を通す」――そのおおもとには、歴史の裏づけがあります。日本共産党は、戦前、天皇絶対の暗黒政治のもとで侵略戦争がすすめられ、アジアと日本の多くの国民が塗炭(とたん)の苦しみにあえいでいた時期に、反戦・平和と主権在民の旗を命がけで掲げ続けた唯一の政党であります。(大きな拍手)
多くの先輩が弾圧でたおれました。『蟹工船』で有名な日本共産党員作家、小林多喜二も弾圧で犠牲になりました。しかし、日本共産党が掲げた方向にこそ、真実があったということは、戦後、日本国憲法に、恒久平和と国民主権が書き込まれたことで、歴史が判定を下したのではないでしょうか。(大きな拍手)
戦後、旧ソ連、中国・毛沢東派が、「社会主義」を看板にした覇権主義の横暴を行ったときに、それにもっともきびしくたたかい続けました。「社会主義」を看板にした、自由と民主主義の抑圧にたいしても、厳しく批判してきました。自主独立の共産党が日本共産党であります。(拍手)
1世紀近い歴史に試された党――日本共産党こそ、日本の未来を安心して託すことができる党です。
一票を入れていただいて、最も安心な党が日本共産党です。他の党では、一票を投じても、その票がどこにいってしまうか分かりませんね。消えてなくなっちゃうかもしれない。ほかにいっちゃうかもしれない。その点は、日本共産党は安心です。日本共産党に投じていただいたすべての票は、日本の政治を良くするために生きて働くことは、間違いありません。“入れて安心、共産党”(拍手)、どうかよろしくお願いいたします。(大きな拍手)
「政党らしい政党」――日本共産党の躍進で、新しい日本をつくろう
みなさん。日本共産党の値打ちに対する注目が、いろいろな形で広がっております。私は、先日、山梨の演説会に行きましたら、JA山梨の廣瀬会長から、あたたかい激励のごあいさつをいただきました。そこで廣瀬会長は、こうおっしゃったんですよ。
「テレビをみても、実に政治の醜い面、覚えきれない党が出てきて、自分の票を増やしたいだけの国民そっちのけの論争をやっている。そのなかで共産党だけが、90年の歴史の中で一貫して主義、主張を変えておられないのは大変立派です(拍手)。特に政党助成金を共産党だけが受け取ってこなかったことは、立派で感銘しております」(拍手)
JA山梨の会長さんから、こういうあたたかい評価もいただきました。時代が大きく変わったなと実感するしだいです。
「政党らしい政党」――日本共産党を躍進させていただき、すべての国民のみなさんが希望がもてる新しい日本をつくっていこうではありませんか。(大きな拍手)
みなさんの絶大なご支援を日本共産党にお寄せいただきますことを、最後に重ねてお願いいたしまして、私の第一声とさせていただきます(大きな拍手)。私も最後まで頑張ります(大きな拍手)。よろしくお願いいたします。(大きな拍手)