2012年12月5日(水)
最低賃金制 維新公約“修正”
市場まかせは廃止と同じ
志位委員長が批判
日本共産党の志位和夫委員長は4日、東京・新宿駅前の第一声のなかで、日本維新の会が「最低賃金制の廃止」を「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」と公約を“修正”したことについて、「市場メカニズムにまかせていれば、賃金がどんどん下がって歯止めがきかないからこそ、最低賃金制度があるのです。“まかせる”というのは“廃止”と同じです」と厳しく批判しました。
志位氏は、平均で時給749円、フルタイムで働いても年収150万円足らずで、いまでも主要国の最低賃金のなかでも最も低いと指摘し、「こういう状況で、最低賃金を取り払うというのは絶対に許すわけにいきません」と語りました。