2012年12月2日(日)

９条改憲発言を批判

ＢＳ朝日で山下氏

　日本共産党の山下芳生参院議員は１日、ＢＳ朝日の「激論！クロスファイア」で、未来、公明、みんな各党の改憲発言を批判しました。

　未来の東祥三前衆院議員が、自民党と同じ国防軍構想を主張しました。公明党の高木陽介幹事長代理は「自衛隊はきちんと（憲法で）定義するべきだ。国際貢献を盛り込むべきだ」と強調し、集団的自衛権についても「もしそれができる国民的な合意ができるならちゃんと明記した方がいい」と述べ、憲法９条の明文改憲の姿勢を示しました。

　みんなの山内康一国対委員長も「自衛隊の存在を（憲法に）明記したほうがよい」と述べました。

　これに対し山下氏は「日本が攻撃されていなくても、アメリカが海外で戦争をはじめたら日本もいっしょに戦争するのが集団的自衛権だ。また『国防軍』となれば、『自衛隊は軍隊ではないので海外では武力行使はできない』としてきた歯止めが取り払われる。日本を海外で戦争する国にする改憲は絶対に許されない｣と述べました｡