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2012年12月2日(日)

原発「ゼロが現実的」

日テレ系で穀田氏

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は1日の日本テレビ系「ウェークアップ」に出演し、原発について「もう動かさない。二度と事故を起こさない、をベースにすべきだ」と、即時ゼロを主張しました。

 自民党の中谷元氏は「10年後に結論をだす」、公明党の斉藤鉄夫氏は「最大、40年後にゼロ。すぐ原発を一切使わないというのは無責任」と述べました。

 穀田氏は、原子力委員会が10年以内に過酷事故が起きる可能性があると試算していることや、原発を動かし続ければ処理方法のない使用済み核燃料が6年程度で原発サイト満杯になることをあげ「事故が起きれば誰が責任を負えるのか。今すぐゼロが一番現実的だ」と強調しました。

 自民党が公約した「国防軍」の創設や集団的自衛権の行使が議論になり、穀田氏は「アメリカと肩を並べて海外で武力行使できるようにすることが本質だ」と指摘。憲法9条を持つ国として、平和的な外交交渉での紛争解決に力を発揮すべきだと主張しました。

 番組では「我が党『イチオシ』の数字」を各党が問われ、穀田氏は「0」―「原発、消費税増税、企業献金、政党助成金」と書いたフリップを掲げ「『身を削る』と言うなら政党助成金をゼロにすべきだ」と語りました。


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