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2012年11月29日(木)

原発、消費税で議論

小池氏 「再稼働は無責任」

TBS系「朝ズバッ!」

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 日本共産党の小池晃政策委員長は28日放送のTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」に出演し、各党代表と原発や消費税増税の問題などで議論しました。

 番組では、27日に「卒原発」を掲げ結成が発表された「日本未来の党」の動向が話題となりました。小池氏は「原発問題はすごく大事なテーマだ」と述べるとともに、政党は原発だけでなく、憲法や消費税、環太平洋連携協定(TPP)など国政のさまざまな課題について、ビジョンを示すことが求められていると指摘。「日本共産党は綱領をもち、草の根で活動している。これが政党本来のあるべき姿だ」と強調しました。

 原発について日本維新の会の松井一郎幹事長は「即時ゼロは無責任」と述べ、「日本未来の党」の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は原発ゼロの時期について「見通しは2022年」と語りました。

 これに対し小池氏は「現実に今(動いているのは)大飯原発だけ。しかも大飯原発がなくても(今夏)電気は足りていた」と指摘。「(即時ゼロが)無責任と言われるが、また事故が起きたらそれこそ日本壊滅だ。このまま(再稼働を)やる方が無責任だ」と即時原発ゼロを主張しました。みの氏は「原発をなぜ止められないのだ。調査中の活断層が動いたらどうなるのか。子や孫の時代はどうなるのか、それを考えたら結論はすぐ出るはずだ」と語りました。

 小池氏はまた、「デフレ不況」対策について、「国民の所得が減っている中で、そこをなんとかしなければいけない。そういう時に所得を減らす消費税増税なんて最悪だ」と主張。選挙後に、増税中止法案を提出することを表明しました。

 民主党の細野豪志政調会長が「財政状況を考えたらお願いせざるを得ない」と言及し、その前提として“身を切る改革”=国会議員の定数削減をするべきだと主張しました。

 これに対し小池氏は、消費税を5%に増税した後税収が減ったことを示し「(消費税増税で)景気が悪くなったら結局税収は減るわけで、もっと財政が悪くなる」と述べ、「身を切るというなら政党助成金こそ廃止すべきだ」と主張しました。

 細野氏が「問題があるのは企業・団体献金」とごまかしたため、小池氏は「民主党は企業・団体献金をもらっているじゃないですか」と批判しました。


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