2012年11月26日(月)
ツイッターで「原発なくせ」の思いつながった
名古屋
若者が太鼓響かせ
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若者たちが中心の「脱原発デモ NoNukes!NAGOYA」が25日、名古屋市で行われました。300人が太鼓や管楽器、自作のプラカードを持って「原発いらない」「子どもを守ろう」「一緒に歩こう」と唱和し、行進しました。
主催はTwitNoNukes758(ツイートノーニュークス名古屋)で、7月に続く3回目。飛び入りで参加する人や「すげえな」などの感嘆の声もあがりました。
呼びかけ人の林晃佑さん(27)は「当初は名古屋でデモを盛り上げるために、あちこちの新聞社に知らせに行くなどの苦労があったが、今では他の団体の協力もあり、メディアの注目度も上がってきている」と語ります。
8歳の子どもと歩いた瀬戸市の女性(34)は「東電は福島で原発事故を起こした。中電の原発は静岡にある。原発は危険。子どもに影響がないか、とても心配」と話しました。
東京 渋谷・原宿
未来救う「即時ゼロ」
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買い物客などでにぎわう東京の渋谷・原宿の街で25日、原発に反対するデモに参加した市民が「原発なくせ」「今すぐなくせ」と声を響かせました。インターネットの「ツイッター」を通じて、反原発・脱原発の一点で幅広い市民とつながる「TwitNoNukes(ツイット・ノーニュークス)」の主催です。
参加者は、「原発即時停止」「バイバイ原発」などと書いたプラカードを手に持ち、ドラムやトランペットなどの演奏とともにアピールし行進しました。「飛び入りOK!」の看板に応えて途中まで一緒に歩く通行人の姿もありました。
都内の大学生(23)は、「今すぐ廃炉へ決断してほしいです。時間がかかるといわれる廃炉作業を先延ばしにするということは、半永久的に原発を残すことと同じだと思います」と話します。
「即時ゼロ 今この勇気が未来を救う」と印刷されたTシャツを着た神奈川県藤沢市の会社員の男性(49)は、「“即時ゼロ”はやる気しだいだと思う。このぐらいかかげないとね。誰かがやってくれるじゃなくて、一人ひとりから声をあげていかないと社会は変わらないと思う」と話していました。