2012年11月23日(金)
市長の選挙活動問われ
橋下氏が開き直り
第27回関西広域連合委員会の会見が22日、大阪市内で開かれ、総選挙をめぐって橋下徹大阪市長(日本維新の会代表代行)と井戸敏三同連合長(兵庫県知事)がやりあう場面がありました。
記者席から、市長職にありながら選挙活動を行っている問題を問われ、橋下氏は関西広域連合に国の出先機関を丸ごと移管する「国の出先機関改革」に反対する勢力と「一戦交えないといけない」と開き直りました。
橋下氏は「選挙でこれ(国の出先機関改革)が全部つぶされる可能性があるとき、市長だからこそ、広域連合のメンバーだからこそ必死になって1カ月間やる。こんなときに、悠長な議論やってどうするのか?」と発言しました。
これにむっとしたのが井戸氏。目指す方向は同じだとしつつも、「関西広域連合は特別地方公共団体だ。このスタンスを明確にするべきだ」と述べ、地方の一機関が特定の政治勢力に肩入れするのはおかしいとの認識を示しました。