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2012年11月23日(金)

「即時原発ゼロ」を提案

テレビ朝日番組で笠井氏

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 22日放送のテレビ朝日「モーニングバード」は、「原発いつまでゼロ? 代替エネルギーは」と題して各党の原発政策を比較しました。コメンテーターの玉川徹氏は「原発事故後、初の国政選挙」だと指摘し、各党出席者に質問しました。

 日本共産党の笠井亮政策委員長代理・衆院比例東京ブロック予定候補は、「即時原発ゼロが日本共産党の提案です。大飯原発は即時止め、その他の原発も廃炉のプロセスに入っていく」と強調。▽福島のような事故を二度とくり返してはならない▽核のゴミをこれ以上つくり続けてはならない▽再稼働の条件も必要性もない▽国民の8割が即時原発ゼロを望んでいる―四つの理由をあげました。

 民主党の細野豪志政調会長は、「『即時ゼロ』の政党や、自民党のようにこれまで通り続けるというところもあるが、どちらにも立たない」とし、2030年代に「ゼロ」を目指すと説明。これには、コメンテーターの松尾貴史氏が、「2030年に民主党はあるのかな」と疑問を呈しました。

 国民の生活が第一の松崎哲久副幹事長は、「再稼働は容認しない」としながら大飯原発の停止は求めず、「22年までにゼロ」を主張しました。日本維新の会の桜内文城政調会長は、原発についての「ルールの構築」などと述べ「ゼロ」と明言しませんでした。

 原発推進の立場に立つ自民党などについては後日放送される予定。


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