2012年11月23日(金)
普天間のオスプレイ グアムで戦闘訓練か
防衛省は22日、米海兵隊岩国基地(山口県)所属のFA18戦闘攻撃機が米領グアムなどで行う訓練に、垂直離着陸機MV22オスプレイ4機が参加すると発表しました。同省は「普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属機かどうかは不明」としていますが、グアムにオスプレイは配備されていません。
グアムのアンダーセン基地を拠点に、29日から12月18日まで戦闘訓練と空対地射爆撃訓練を行います。オスプレイは戦場で強襲着陸を行う際、戦闘機の護衛を受けます。FA18と一体で実際の戦場を想定した訓練になるとみられます。
同訓練は当初、沖縄の嘉手納基地で行う予定でしたが、変更したとしています。
一方、オスプレイは月内に本土での飛行訓練を行う計画でしたが、拠点の一つであるキャンプ富士(静岡県御殿場市など)の使用が事実上、無期限延期になったため、計画の変更を迫られています。