2012年11月22日(木)
オスプレイには負けない
沖縄・高江で集会「総選挙はチャンス」
|
日米両政府がオスプレイ着陸帯の建設工事を強行している沖縄県東村高江で21日、基地建設とオスプレイ配備に抗議する集会が開かれ、各地から約60人が参加しました。米軍北部訓練場メーンゲート前には「欠陥機オスプレイ配備反対」などの横断幕や「ノー・オスプレイ」のプラカード、赤い小旗が林立。
高江にはオスプレイが連日飛来し、「超低空で県道上空を飛ぶ」(住民)など勝手放題。集会では市民から「あきらめない」「生活の一部としてたたかい続ける」などの決意が相次ぎました。
「この5年間、一つの着陸帯も完成させなかった」と指摘した住民の伊佐真次さんは「総選挙はチャンス。建設容認の候補もいるが、反対する人に当選してもらいたい」とのべました。
日本共産党の元衆院議員の古堅実吉さんは「国会議員として最後の質問は“高江の基地建設を許さない”がテーマだった。基地問題を解決するには、根源にある日米安保条約をなくさなければならない」と訴えました。
母親と参加した女性(25)は「オスプレイが低空で飛び、中の兵隊まで見えてショックだった。初めて戦争を身近に感じました。オスプレイも基地もいらない」と語りました。