2012年11月22日(木)
消費税でない別の道
TBS系 小池氏が民自と議論
日本共産党の小池晃政策委員長は21日放映のTBS番組「みのもんたの朝ズバッ!」に出席し、民主、自民両党の政調会長と議論。総選挙の対決軸が明確になりました。
環太平洋連携協定(TPP)への態度を問われた小池氏は、きっぱり「反対」と言明し、全品目関税撤廃を認めるのが交渉参加の前提であり、「後から加わったメキシコやカナダも今までの合意を認めなければ入れなかった」と指摘。「開国というが、すでに日本の農産物の平均関税率は12%と非常に低い。完全に撤廃したら日本の農業は壊滅する」と主張しました。
民主も自民もパネルには「△」。自民党の甘利明氏は「聖域なき関税撤廃を前提とする交渉には参加しない」と述べたのに対し、小池氏は「ごまかしだ。それが前提ではないか」と反論しました。
民主党の細野豪志氏は「日本はいいところを世界にうって出て買ってもらう」などと輸出大企業の利益第一の主張を展開しました。
消費税増税に「反対か」との問いに小池氏は、「反対だけではない。消費税ではない別の道をいこう」と提起。「お金持ちやもうかっている大企業が負担するのが税金だ。実際の所得税率は所得1億円を超える人はどんどん下がっている」と述べ、減税などの金持ち優遇をやめるべきだと述べました。