2012年11月21日(水)
「百害」TPPストップ
官邸前行動 総選挙で審判を
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市民団体が実行委員会をつくり毎月実施する「STOP TPP!!官邸前アクション」が20日夜、首相官邸前で開かれ、国民生活に百害あって一利なしの環太平洋連携協定(TPP)交渉参加は、総選挙でやめさせようと声を上げました。
TPP交渉参加にむけた事前協議をアメリカと水面下でおこなう野田佳彦政権。同アクションは第2火曜日ですが、東アジア首脳会議のさいの日米首脳会談でオバマ米大統領に参加表明するのでは、と伝えられ緊急に呼びかけられました。
実行委員会呼びかけ人の内田聖子さん(アジア太平洋資料センター)は、野田首相がTPP参加表明を見送ったことは運動の成果だとしながら「野田首相は『事前協議を加速させよう』といっている。総選挙ではTPP推進の候補に審判を」と呼びかけました。生協や民医連の代表などが医療、食の安全もアメリカなどの企業利益のために壊されると訴えました。
北海道農民連盟の農民37人が参加しました。山居忠彰書記長は「皆さんと心を一つに頑張りたい。農業再生にTPP参加はありえない」とあいさつしました。滝川市農民協議会の伊藤公一副委員長は「TPP参加に賛成する政党・候補者は支持できない」と語りました。
日本共産党の紙智子参議院議員が連帯あいさつしました。