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2012年11月21日(水)

「規律違反行為見逃さず厳罰」

中国共産党 大会採択の報告発表

党員66万人処分

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 【北京=小寺松雄】中国共産党は19日、先の第18回党大会で採択した規律委員会報告を発表しました。今大会の決議は、特に汚職腐敗問題について「この問題を解決できなければ党を傷つけ、国家も滅びる」と警告。規律委員会報告も強い危機感を反映したものになっています。

 報告は前大会翌月の2007年11月から今年6月までの間に、党員66万人が党規約と行政規律に基づく処分を受け、うち2万4000人が司法処分されたと指摘。腐敗とのたたかいについて「清廉、反腐敗の党風」「厳しい処分」を強化していくと述べています。

 報告はこの間、薄熙来(はくきらい)重慶市前書記、劉志軍前鉄道相らの汚職を摘発し、処分したことにも触れ、「社会主義の党の理念を発揮し、反腐敗闘争を正面に据える」と訴えました。

 習近平新総書記も17日の党政治局学習会で腐敗問題を強調。国名は挙げませんでしたが、「一部の国の政権崩壊は汚職腐敗が重要な原因だ」と指摘し、「一切の規律違反行為を見逃さず、厳しく罰する」と述べました。


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