2012年11月20日(火)
橋下氏が生活保護攻撃
“社会保障が日本つぶす 国民は負担と我慢せよ”
「日本維新の会」(代表・石原慎太郎前東京都知事)は19日、大阪府内で遊説をスタートさせました。代表代行の橋下徹大阪市長は、「社会保障制度が日本をつぶす」として負担増と給付水準引き下げ、生活保護制度を攻撃しました。
橋下氏は終日公務日程を外して遊説。「医療、年金、介護、社会保障が日本をつぶす一番重要な原因だ」と社会保障を敵視。50年も先の高齢化率を持ちだし、「負担と給付の根本を直さない限り、消費税を5%あげたところで国はもたない。国民に負担と我慢をお願いしなければいけない」と強弁しました。
生活保護について、「本当に必要な人には必要だが、働ける状態なら生活保護にはお世話にならない」として社会保障の根幹の生活保護制度と受給者を攻撃しました。
また、「大阪市長のまま国会議員にならせてくれるなら、来年の参院選に挑戦したい」と表明。「市長も知事も経験のない議員が日本国家を運営できるわけがない」と1期4年の任期もまっとうしなかった首長「経験」をアピールしました。