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2012年11月17日(土)

相次ぐ米兵事件に抗議

沖縄県議会 「綱紀粛正 機能せず」

全会一致決議

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 沖縄県議会は16日、臨時議会を開き、「相次いで発生した米軍兵士による事件への対応に関する抗議決議・意見書」を全会一致で可決しました。

 抗議決議・意見書は日米両政府に対し、在沖米軍兵士の外出禁止措置の強化、基地の整理・縮小・返還、日米地位協定の抜本的な見直し―などを強く求めています。

 沖縄県では、8月に米海兵隊員による強制わいせつ事件、10月に米海軍兵による集団女性暴行事件、今月2日に米空軍兵による住居侵入・器物破損・中学生暴行事件など米軍事件が相次ぎ、県民の間で激しい怒りの声が沸き起こっています。

 抗議決議・意見書は米軍の「綱紀粛正」について「形式的で県民の怒りを鎮めるためのもの」「機能していないことは今回の事件で証明されている」と厳しく指摘。垂直離着陸機MV22オスプレイを強行配備するなかでの相次ぐ米軍事件に、「県民の我慢の限界をはるかに超え、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出ている」としています。


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