2012年11月15日(木)
人を大事にする政治に 電機リストラ許すな
NEC本社近く 「赤旗」受け取り次々
|
電機・情報産業の13万人リストラをやめさせようと、NEC本社(東京都港区)のあるJR田町駅前で14日朝、電機・情報関連の日本共産党労働者後援会と地元地域後援会は、出勤する労働者に宣伝しました。
日本共産党の志位和夫委員長は前日の衆院予算委員会で、自殺寸前まで追い込むNECの退職強要や日本IBMのロックアウト解雇など、違法・非道な電機リストラの生々しい実態を告発しています。後援会員たちは、志位委員長の質問を1面トップで報じた14日付「しんぶん赤旗」を広げてアピール。用意した見本紙100部は、1時間の宣伝終了を待たず、すぐに配り終わりました。
「赤旗」見本紙を受け取った労働者は、横断歩道の信号待ちの間、紙面を食い入るように見つめ、かばんにしまって職場へ向かっていました。
党労働者後援会の森英一さん(電機・情報ユニオン書記長)は、「志位委員長は、NECの労働者から直接話を聞き、国会で取り上げてくれた。人を大切にしない企業では未来はありません」とハンドマイクで訴えました。
山下芳生参院議員と宮本徹衆院東京比例予定候補も宣伝に参加。山下議員は、「目先の利益で労働者を使い捨てては、産業そのものが衰退します。人を大事にする政治に転換しましょう」と呼びかけました。