2012年11月10日(土)
あすの「反原発1000000人大占拠」参加訴え
反原連会見
11日に「反原発1000000人大占拠」を行う首都圏反原発連合(反原連)は9日、東京都内で記者会見を開き、日比谷公園の使用不許可の問題と、「大占拠」の内容について発表しました。
記者会見で反原連のミサオ・レッドウルフさんは、「大占拠」は総選挙を視野に入れ、有権者の意識を高めていくものでもあると強調。「周辺の省庁前で抗議行動をやっているさまざまなグループにも声をかけました。国の中枢である国会、霞が関を大きく包囲して訴えたい」と決意を語りました。
「大占拠」は、午後5時からの国会正門前大集会を中心とし、3時からは首相官邸前や国会正門前、周辺省庁前で抗議活動も行います。大集会ではスピーチエリアにて、現在決定している分で鎌田慧氏や落合恵子氏など著名12氏、9政党と無所属の国会議員などのスピーチが計画されています。
小島延夫弁護士は、デモ集合場所として計画されていた日比谷公園の使用が許可されなかったためデモが中止になった問題について、3・11以降起きた新しい民主主義の動きを否定するものと批判。「(日比谷公園は)日本の歴史のなかでいろいろな集会やデモの出発地として使われてきた場所。こういう制限があってはならない」と話しました。