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2012年11月8日(木)

“米いいなり評価だ”

米産牛肉輸入NO 緊急に集会

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 TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に向け、米産牛肉の輸入条件緩和を政府が急ピッチで進めるなか、「アメリカ産牛肉輸入にNO!〜食品安全委員会のBSE(牛海綿状脳症)評価書はとんでもない」と題した緊急院内集会が7日、参院議員会館で開かれました。主催は日本消費者連盟などで約50人が参加しました。

 日消連の山浦康明共同代表は、食品安全委員会に提出した公開質問状とその回答、さらに再質問を紹介し、「アメリカから言われるまま評価をすすめ、評価書の中身も、非定型BSE(21世紀に発見され、従来と異なる)の分析や飼料規制の点からも到底納得できない」と発言しました。食品安全委員会、厚生労働省の担当者が出席。会場からは「アメリカの飼料規制について検証しているのか」「非定型BSEの科学的解明は十分なのか」など質問が相次ぎました。担当者は「得られた知見をもとに判断している」と答えるにとどまりました。

 元食品安全委員会プリオン専門調査会委員で東京大学名誉教授の山内一也さんが非定型BSEの問題点について講演。「世界では60頭余だが、もっと多い可能性がある」と指摘しました。

 日本共産党の紙智子参院議員が参加。民主党、社会民主党の国会議員も参加しました。


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