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2012年10月27日(土)

「原発即ゼロ」官邸前29回目

途切れぬ行動 元気もらった

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 毎週金曜日に開催されている首相官邸前抗議行動が26日、官邸前と国会・霞が関一帯でおこなわれました。首都圏反原発連合(反原連)が呼びかけたもの。7000人の参加者(主催者発表)は、ドラムや鈴の音にあわせて「原発いらない」「いますぐなくせ」などと声を合わせました。抗議行動は29回目。初参加の人たちも多数いました。


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(写真)「大飯原発再稼働反対」「すべての原発をなくせ」と声をあげる人たち=26日、首相官邸前

 友人2人と一緒に初めて参加したという千葉県の女性(61)は「老若男女が集まって途切れず声をあげる姿に元気をもらい、『私が歩ける間には原発ゼロに』と思っていたのが『すぐにでも原発ゼロに』に改まりました」と話しました。

 「一度きてみなきゃと思って友人ときました」と話すのは千葉県流山市の女性(36)。「原発事故が収束さえしていないのに、再稼働なんておかしい。地震国で、どこの原発もいつ事故が起きるかわからない。子どもたちと将来のためにも原発はゼロにしてほしい」といいます。

 休日を利用して初めて参加したという横浜市の男性(50)は「やっと参加することができました。政権交代しても、原発政策に関することは米国や財界の圧力があって決められないのだなと分かりました。民意を聞いて、原発はなくしてほしい」と語りました。

 仕事帰りに初めて参加した東京都練馬区の女性(43)は、「絶対に無関心ではいけない、すぐにでも全原発をなくしてほしいと行動で示したい。故郷を離れざるを得なかった人や放射能の不安で苦しんでいる人たちがたくさんいるのに、政府はやるべきことをやっていない。この場に同じ思いの人たちがこれだけ来ていることに意義がある」と話しました。

 日本共産党から笠井亮衆院議員と山下芳生参院議員が参加してスピーチしました。

 首都圏反原発連合は30日午後6時から8時まで、東京都千代田区大手町にある経団連会館前で日本経団連に対する抗議行動をおこないます。


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