2012年10月20日(土)
「11・11反原発100万人大占拠」成功へ
首都圏反原発連合が会見
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毎週金曜日に首相官邸前で全原発の即時廃止を求める行動を続けている首都圏反原発連合は19日、衆院第1議員会館で記者会見を開き、「全原発即時廃止キャンペーン」について今後の具体的な取り組みを発表しました。
会見したミサオ・レッドウルフさんらは、衆院選挙も視野に入れたキャンペーンだと指摘。官邸前行動のほか、主な取り組みとして、11月11日に国会議事堂周辺を多くの市民で埋める「11・11反原発1000000人大占拠」を成功させることを発表しました。ミサオ・レッドウルフさんは「7・29の国会包囲よりもさらに大きな規模にして、民意を可視化して原発推進派に突きつけていきたい」と決意を語りました。
午後5時から7時までおこなわれる国会正門前大集会が柱。午後1時から国会・霞が関周辺でデモを予定。午後3時から国会周辺での抗議行動もおこなわれます。
遠方から参加する人のために往復バスを用意することも明らかにし、バス利用者の負担軽減のためのバス代カンパも募っていくとしています。
26日には参院議員会館で「徹底討論!脱原発実現のための『脱原発法』意見交換会」を開きます。
「全国連絡会」はいっせい行動へ
全労連や全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、11月11日を中心に、全国規模で政府に「原発ゼロ」への決断を迫る「今すぐ原発ゼロへ 全国いっせい行動」を計画しています。
全国いっせい行動は、首都圏反原発連合が東京都内で計画している「反原発1000000人大占拠」とも呼応するもので、デモや集会、宣伝など多様な形で、「全国各地から『いますぐ原発ゼロへ』の声をあげ政府・国会を包みこもう」とするもの。同連絡会は、「『11・11全国いっせい行動』の成功をバネに、『原発ゼロの日本』にむけた共同をさらに前進、発展させましょう」と訴えています。