2012年10月20日(土)
田中法相罷免すべきだ 任命責任が問われる
志位氏批判
19日の記者会見で日本共産党の志位和夫委員長は、暴力団との交際や外国人からの違法献金が発覚した田中慶秋法相の辞任が取りざたされていることについて記者団から問われ、「当然、罷免すべきだ。この問題は暴力団との関係ひとつとっても、法務大臣の資格がないことは明りょうであって野田首相の任命責任が厳しく問われる」と述べました。
志位氏は、田中法相が参議院の委員会を欠席したことにふれ「国民に対してなんら説明責任を果たしていない。一体どういう事態があったのかを、きちんと国会に出てきて国民の前で説明責任を果たしてもらわなければならない」と強調しました。
また、問題発覚後の政府・与党の対応についても「官房長官も問題はないと言い、与党の幹部も昔の事だからいいじゃないかと言ってかばう態度を取った」と指摘。「法務大臣が暴力団との関係があったことを重大な問題と認識できないのは、民主党政権がモラルの面でも崩壊状態にあることを示すものだ。厳しく追及していく」と表明しました。