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2012年10月20日(土)

米軍基地ある限り事件なくならない

志位委員長が記者会見

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 日本共産党の志位和夫委員長は19日、国会内で記者会見し、アメリカのバラク・オバマ大統領に書簡を送り、米兵による集団女性暴行事件と米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの配備強行に抗議し、米軍基地の全面撤去を求めたことを発表しました。

 この中で志位氏は、オバマ大統領に書簡を送るのは3年前の核兵器廃絶問題での書簡に続いて2度目だと紹介し、「今回は強い抗議と要求だが、米国政府が正面から受け止めることを求めたい」と述べました。

 「こういう事件を二度と繰り返さず、オスプレイ配備のような暴挙を断ち切るためには、米軍基地を全面撤去し、安保条約をなくすしかない。このことを正面から提起するために、オバマ大統領に書簡を送ることにした」と述べました。

 米軍が「綱紀粛正」や「再発防止」策を検討していることについても記者団に問われ、「県民からすれば聞き飽きたことだ。何度聞かされても、事件は繰り返されている。2カ月前にも強制わいせつ事件を起こしたばかりだ。米軍基地がある限り、悲惨な事件はなくならない」と指摘しました。

 さらに志位氏は、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が19日に沖縄のアメリカ総領事館と米海軍司令部を訪問して党としての抗議と米軍基地撤去の要求を伝えたことを紹介。18日にも畑野君枝衆院南関東ブロック比例予定候補が横須賀の米海軍基地(神奈川県)を訪問して抗議・要求したことを明らかにしました。


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