2012年10月19日(金)
“消費税増税ノー”次々
穀田議員と業者らが懇談会
京都
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日本共産党京都府委員会は、中小業者・各界団体役員らと消費税増税ストップをめざす懇談会を17日、西陣織会館(京都市上京区)で開き、130人が参加しました。懇談会は、厳しい経営の実態や増税阻止の決意が相次ぎ、「必ずしも共産党の考えに賛成ではないが、よく聞いてみたい」という医療・看護用教材の会社役員らも参加しました。
日本共産党の穀田恵二衆院議員・国対委員長は、党の提言について詳しく報告し、「すみやかに解散・総選挙を行い、増税ノーの審判を下すことが肝心だ。力関係を変えて増税廃止法案を通せる国会をつくることが大事だ」と訴えました。
医療団体の理事長は、「いまでも半分の病院が赤字だ。10%になれば、医療機関がほとんどつぶれてしまう」と述べました。
着物の家紋職人は、震災で和装の大きな市場が消滅したことに触れ、「本当に仕事がない。増税は赤紙をもらった気分だ。消費税を払えず首をくくる人が本当に出てくる。こんな理不尽な世の中はない。商売を続けていきたい」と怒りを込めました。
「保津川下り」で有名な保津川遊船企業組合の工藤正代表理事は、「観光はすぐ削られる。増税になれば、料金アップにつながり、ますますお客さんが減る。共産党の提案を実現するためにもっとがんばってほしい」と激励しました。