2012年10月13日(土)
原発・雇用… 福島で青年大集会
全国から参加を
来月4日
フクシマから日本の今とこれからを考え、交流し、僕たちが抱えているモヤモヤ感をスカッとさせよう―。福島と全国の若者が、震災・原発、暮らし、雇用問題などをともに考える「もやもやふっとばしまスカッ!! 福島青年大集会2012」が、来月4日に福島市で開かれます。主催する同実行委員会は12日、福島県庁で記者会見し、全国の青年に参加を呼びかけました。
同実委の鈴木清文委員長(福島県商工団体連合会青年協議会青年部長)は、「原発事故で私の商売仲間も住む場所を追われ、商売ができなくなっています。集会は青年たちに勇気を与えるものになると思います。全国の青年と連帯して成功させたい」と強調。広報担当の野口徹郎さんは、「みなさんに実際の福島を知って、それを全国に発信してもらい、原発ゼロをめざす運動につなげたい」と語りました。
集会は同市中心部の「街なか広場」をメーン会場に、八つの分科会、メーン集会、サウンド・デモが行われます。
メーン集会には首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんらも駆けつけ、原発再稼働反対や雇用を守る運動をしている青年らが交流します。
同集会は、全国青年大集会実行委員会が後援します。