2012年10月7日(日)
高知上空を通過 配備初日から合意無視
高知県は6日、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが岩国基地(山口県)から普天間基地(沖縄県)に移動した1日、高知県西部の四万十市上空を通過したことを明らかにしました。
日米合同委員会合意では、人口密集地を避け、「可能な限り水上を飛行する」としていますが、初日から合意無視の飛行を行っており、重大です。
1日午前にオスプレイを目撃したとの情報が複数、住民から出されたことを受けて県危機管理・防災課が防衛省中国四国防衛局に照会したところ、「1日の移動の際、四万十市上空のルートを通って移動した」との回答がありました。同日は6機移動しましたが、同市上空を通過した機数は不明です。
米軍機が岩国〜沖縄間を移動する際、愛媛県西部の佐田岬半島付近を通過して海上へ抜けるルートをよく使いますが、オスプレイがなぜ遠回りになる四万十市上空を通過したのか不明です。
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