2012年10月3日(水)
反原連、自民本部前で抗議
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自民党に50年分の抗議を行いたい―。首都圏反原発連合は2日、東京都千代田区の自民党本部前で、長年原発を推進し依然として原発存続の立場をとる同党に抗議を行い1000人が参加しました。
「NO 自民 元祖原発党」と書いた旗などを手にした参加者らは、音楽の演奏とともに、「原発いらない」「自民を許すな」と自民党本部に向かってアピールしました。
練馬区から来た男性(53)=パート=は、「利権にまみれて原子力行政をしてきた自民党への抗議は必要だと思っていました。地震国の日本では原発のリスクは大きい。科学技術を生かして再生エネルギーを開発できるはず。政府が決断すべきです」と語りました。
「今日は自民党だから特に来なくちゃと思って」と話したのは、夫と参加した川崎市の女性(62)。「原発事故は自民党がしてきたことの結果。自民党は被災者のために行動すべきなのに、何をしているんでしょう。原発は子どものためにもすぐになくすべきです」
ツイッターで知り、都内から参加した会社員の女性(32)は、「あんな大変な事故が起きてまだ原発を続けようと考えるのはおかしい。自民党に再び政権をとってほしくありません」と話しました。