2012年9月29日(土)
オスプレイ 断固拒否
普天間前抗議 3日連続
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米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)への配備を狙う日米両政府に対し、「オール沖縄」が結集して配備撤回を求める抗議行動が連続3日目となる28日、同基地第3ゲート前で行われました。台風17号の接近でこの日の飛来は延期されたものの、週明けにも強行する構えとあって、正念場を迎えたたたかいへの結束を確認しました。オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会が主催しました。
早朝7時からの集会には議会開会前に駆けつけた各会派の県議をはじめ、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員ら県出身の国会議員6人や県内各地の7市町長、7市町村議会議長らが参加。市民とあわせ約300人がゲート前を埋めました。
共同代表の喜納昌春県議会議長は「実行委に結集した思いは党派を超えた合意だ」と強調。高江で強行されているヘリパッド建設についても「オスプレイのためのヘリパッドで、県の容認の態度をわれわれの力ではね返していこう」と呼びかけました。
普天間基地のある沖縄本島中部だけでなく、北部、南部からも首長・議員らが参加。稲嶺進名護市長は、電話1本でオスプレイ配備日程を通告してきた日本政府の対応を批判。「民主主義国家といえるのか。われわれのたたかいは民主主義を示すたたかいだ」とのべました。
南部からは城間俊安南風原町長(町村会会長)が駆けつけたほか、八重瀬町議長・議員らが連日参加し、連帯あいさつしました。