2012年9月28日(金)
「日本維新」候補者選定委員長に竹中平蔵氏
考えに大賛成 橋下氏が表明
小泉改革の“戦犯”
新党「日本維新の会」がつくる次期衆院選の候補者選定委員長に竹中平蔵慶応大教授が就くことが決まりました。同党幹事長に就任する松井一郎大阪府知事が27日、記者団に明らかにしました。
竹中氏は小泉政権で経済財政、郵政民営化の両担当相などを歴任し、貧困と格差を拡大させた構造改革推進派の“戦犯”です。選定委員会には、代表に就く橋下徹大阪市長や松井氏らも加わります。
橋下氏は同日、「竹中さんの考え方に僕は大賛成ですから」と表明。「竹中さんは言われなき批判を受けたり、事実誤認の批判を受けてきた」とのべ、「基本的には竹中さんの価値感、哲学と僕らの価値感、哲学はまったく一緒」と持ち上げました。