2012年9月25日(火)
オスプレイ訓練中止を
高知 防衛局説明に知事名で
米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備について中国四国防衛局は24日、高知県庁を訪れ、説明しました。
同局の松田尚久企画部長らが訪問し、高松清之危機管理部長、酒井浩一危機管理・防災課長が応対。嶺北4町村(土佐町、大豊町、本山町、大川村)の副町長、副村長が同席しました。
事故は人為的ミスとの防衛局側の説明に、高松部長は疑問を呈しました。
また、防衛局側に「オレンジルートを飛ぶことになると別途説明があるか」とただしました。防衛局側は「これからのことは分からない」と答えました。
同席した4町村の副町長、副村長も発言。「われわれは、この間一貫して低空飛行訓練中止を要請しているが、いまだに飛行がやまない」などと発言しました。
高松部長は「説明では可能な限り学校や病院を避けるとしているが、オレンジルート下には学校も病院も人家が密集したところもある。低空飛行は許されない」とし、松田部長に尾ア正直知事名の「オスプレイを含む米軍機の低空飛行訓練の中止」を求める防衛相にあてた要請書を手渡しました。