2012年9月16日(日)
11月11日 東京100万人占拠
首都圏反原発連合
ミサオ・レッドウルフさん
小泉 兵義さん
毎週金曜日に首相官邸前抗議行動を続けている首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさんと小泉兵義(たけよし)さんが本紙のインタビューに応じ、「原発は即ゼロに」の思いを語るとともに、11月11日に東京で「反原発1000000人大占拠」行動を実施することを明らかにしました。
「原発は即ゼロに」
|
政府の「エネルギー・環境会議」は、2030年代に原発稼働ゼロを可能とするなどとした方針をまとめました。これについてミサオさんは、「そもそも反原連は原発即ゼロを訴えてきたので、政府の方針には承服できません。14日の官邸前行動でも『原発いらない。いますぐやめろ』と唱和しました。これが私たちの気持ちです」。
小泉さんは、「大飯原発が再稼働されたとはいっても、実質的には原発ゼロでこの夏を乗り切ることができました。電力が足りないから原発が必要だ、という言い訳は通用しないと思います」。
両氏によれば、「11・11反原発1000000人大占拠」行動は、国会・首相官邸・永田町・霞が関に向けた巨大なデモの後、政治の中枢一帯で大抗議行動をおこなうもの。そのための準備がすすんでいます。
「基本はこれまでどおり原発即ゼロを軸に訴えたい。抗議に来られるほとんどの方は、この気持ちだと思います。全国から、これまでの規模をはるかに上回る人たちに参加していただきたい。私も力を振り絞る」とミサオさん。
小泉さんは、「政府のパブリックコメント(意見公募)では8割の人が原発即ゼロを求めています。圧倒的多数の人たちが霞が関や国会を包囲することで、それを誰の目にも見えるようにしたい」と話しました。