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2012年9月15日(土)

アスベスト訴訟

全面勝利めざす

原告団ら関西大集会

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 アスベスト訴訟の全面勝利をめざす関西大集会が14日、大阪市内で開かれました。早期の被害救済と万全の規制、対策を勝ち取ろうと、泉南国家賠償訴訟、尼崎アスベスト訴訟、関西建設アスベスト訴訟(京都、大阪)の原告団・弁護団、支援者ら500人が参加しました。

 今年8月にクボタ工場の周辺住民の健康被害が1遺族に認められた尼崎アスベスト訴訟神戸地裁判決について八木和也弁護士が報告。母親の中皮腫死とクボタのアスベスト排出の因果関係が認められなかった保井祥子さんは「母の命を奪ったアスベストはクボタ以外に誰がまきちらしたのでしょうか。勝つまでたたかいつづけます」と決意表明しました。

 建設アスベスト訴訟京都の寺前武夫原告団長は「アスベスト被害に苦しむ職人の代表として命のつづくかぎりたたかいます」と話しました。

 首都圏建設アスベスト訴訟原告団・弁護団や支援者が連帯あいさつしました。

 アスベスト訴訟の記録映画が上演されました。参加者は「いのちと健康が尊重される社会に向けて『正義の証』を勝ち取るその日まで」とのアピールを拍手で採択しました。


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