2012年9月12日(水)
オスプレイ・防衛相にノー
森本氏訪問 沖縄県庁前、怒りの声
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「沖縄はオスプレイ配備を許さない」「全国と連帯してたたかうぞ」――6月に米フロリダ州で墜落したオスプレイの事故原因を「人為的ミス」とする米軍主張を追認する調査結果の説明のため11日午後、沖縄県庁を訪れた森本敏防衛相を県民の怒りと抗議の声が出迎えました。
県庁入り口には、「オスプレイ配備許しません」と書かれた横断幕やノボリが林立。日本共産党など3政党と平和・市民団体らでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」が抗議の声をあげました。
「怒りを込めて森本防衛相の来県を糾弾します。参加者が10万人を超えた県民大会には、戦後67年間のさまざまな苦しみや思いが込められています」
日本共産党県副委員長の前田政明県議が訴えました。「苦しみの根源には米軍基地、日米安保条約があります。県民大会は基地撤去の総意を新たにする場になりました」と強調し、基地撤去の展望を語って参加者を激励しました。
防衛相を乗せた車が猛スピードで県庁舎に滑り込むと、ひときわ大きな抗議の唱和が響きました。