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2012年9月2日(日)

89年前、朝鮮人虐殺あった

関東大震災

犠牲者追悼式 平和への決意

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 89年前、東京や神奈川を中心に10万人以上の死者を出した関東大震災。直後の混乱のなか、天皇制政府と反動勢力が「朝鮮人が暴動を起こした」などと流言を広めたため、当時の軍隊や警察、民衆らでつくった自警団などによって何の罪もない朝鮮人約6000人が虐殺されました。その犠牲者を追悼する式典が1日、東京都墨田区の横網町公園で行われました。主催は日朝協会などでつくる実行委員会です。


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(写真)関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者追悼碑に献花する参加者=1日、東京都墨田区

 関東大震災では、ほかにも中国人700人以上が殺され、救援活動を行っていた川合義虎=当時(21)・日本共産青年同盟初代委員長=などが捕らえられ、虐殺された亀戸事件も起こっています。

 開会のあいさつにたった日朝協会東京都連合会の吉田博徳会長は「今年初めて米韓の軍事演習に日本の海上自衛隊が参加した。3カ国の軍事同盟をすすめようとする動きもある」と指摘し、北東アジアの平和に寄与する決意を述べました。

 日本宗教者平和協議会の小嶋弘遵さんの読経につづき、韓国無形文化財太平舞保存会日本東京支部長の金順子さんが「鎮魂の舞」を披露。亀戸事件追悼会実行委員会の榎本喜久治・副実行委員長、日本共産党の畔上三和子都議らが追悼の辞を述べました。


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