2012年9月1日(土)
“電気足りている”
玄海原発訴訟 671人追加提訴
佐賀地裁
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九州電力玄海原発の運転差し止めを国と九電に求めている「原発なくそう!九州玄海訴訟」で8月31日、第4次原告671人が佐賀地裁に追加提訴しました。原告数はこれで4923人となり、原発訴訟史上最多の数をさらに増やしました。原告の居住地も38都道府県から41都道府県に広がりました。
提訴後の報告集会には、原告・弁護団や支援者ら約100人が詰めかけました。
原告団長の長谷川照(あきら)氏は「一人ひとりが原発をなくす希望と確信を持って1万人の原告団にして大きな社会の変化を進めていきたい」と呼びかけました。
原告団に名を連ねた俳優の山本太郎氏は「地震活動で原発が危ないことがはっきりしました。しかも、この夏、電力は余っています。原発が存在する理由は一つもない。今やめなければいつやめるのか。市民が声を上げ、佐賀から原発をなくしていきましょう」と訴えました。
「脱原発の世論の広がりを感じます」と言う第4次原告の男性(73)=福岡市=は「政府は私たちの声を聞こうとせず、大飯原発を再稼働させたが、電気は足りていることは明白です。裁判でも原発がいらないことを示したい」と話しました。