2012年8月29日(水)
米軍は低空訓練やめよ
島根 浜田市長が5度目抗議文
島根県浜田市は27日、宇津徹男市長名で低空飛行訓練中止を求める抗議文をジェームス・C・スチュワート岩国基地司令官あてに送付しました。5度目です。
抗議文は、今月2日の「あさひ認定子ども園」上空の長時間の飛行について、「(ごう音に)多数の子どもたちが耳をふさぎ、怖いと震えるなか、職員が大丈夫となだめ耐え続けていた」こと、旭支所の騒音測定器は70デシベル以上を35回、最大86デシベルを測定し、屋内でも会話もできない状況が繰り返し続くなど飛行音のすさまじさを伝えています。
また、金城支所には「事故が起きなければ飛行をやめないのか」と強い怒りの苦情が寄せられたことも紹介しています。
オスプレイの岩国基地配備についても「多くの市民が不安と恐怖を感じており、到底見過ごすことはできない」と反対し、これまでの低空飛行中止の要請に「全く誠意のない対応が続いている」と批判しています。旭支所の観測実績では1月以降、80デシベル台が11回、90デシベル台が5回も記録されています。午後2時から6時までの4時間、午後7時20分から10時までの2時間40分の飛行も記録されています。