2012年8月28日(火)
橋下氏の衆院定数半減論
民主主義破壊の暴論
市田氏批判
日本共産党の市田忠義書記局長は27日の記者会見で、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が衆院定数を240人に半減することを次期衆院選公約に打ち出したことについて聞かれ、「民意を国政に反映しにくくさせる、民主主義破壊の暴論だ」と批判しました。
市田氏は「日本の国会議員の数は外国と比べても決して多くない。むしろ少ないほうだ。それを半分にするというのは、国民の声を国会に反映する通路を狭め、民意を切り捨てるものだ」と強調。「『まず自ら身を切る』というが、国会議員の議席は個人の持ち物ではなく、国民の代表だ。身を切るのではなく、民意を切ることになる」と批判。
「議員定数削減を国民への負担増押し付けの露払いのように持ち出すのは論外だ」と述べました。