「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年8月27日(月)

豪雨被害 なんでも相談

建築労働者ら

京都・宇治

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 京都府南部を襲った豪雨で2度決壊した宇治市の弥陀次郎川流域の浸水被害地域で、全京都建築労働組合と同宇治支部は26日、「生活なんでも相談会」を開き、訪れた12人の相談に応じました。

 台所や廊下、洋間の下にたまった泥の取り除きや住宅の修理の相談が多く寄せられました。他県から帰省していて水害に遭った息子の車の補償の有無の相談のほか、「近所の人に支援制度の資料を届けたい」「建労さんやし信頼できる」と訪れる人もいました。

 相談会では、制度の不十分さも明らかになりました。宇治市は災害救助法に基づき、床下の土砂の除去費用について30万円まで負担する制度を設けましたが、床面の復旧工事や畳の入れ替えは自己負担です。

 相談を受けた建築労働者は「泥をかき出すため床をめくっても、その復旧に助成金がでないのでは、年金生活者や低所得者は利用できない」と指摘。宇治支部常任書記の樋口幸則さんは「復旧のボランティア活動や相談会で聞いた住民の要望を行政との懇談の機会に伝えたい」と話しています。

 相談会は、宇治城陽久御山地区労働組合協議会が共催。日本共産党の前窪義由紀府議、宇治市議団、かみじょう亮一衆院京都6区予定候補も参加しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって