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2012年8月26日(日)

悩み語り つながろう

奈良 登校拒否・不登校問題で集い

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(写真)2日間の日程で始まった「第17回登校拒否・不登校問題全国のつどいin奈良」の「はじめのつどい」=25日、奈良県橿原市

 「第17回登校拒否・不登校問題全国のつどいin奈良」が25日、奈良県橿原市の「橿原ロイヤルホテル」を会場に2日間の日程で始まりました。わが子の登校拒否・不登校に悩む父母や、ともに悩み心をくだく教職員・相談員・研究者、当事者の子ども・青年ら全国各地から約570人がつどいました。

 主催は、「一人ぼっちで悩む人をなくそう」と活動を続ける登校拒否・不登校問題全国連絡会と同実行委員会。「はじめのつどい」では「林宏美さんと蘇樂(そがく)二胡(にこ)教室のみなさん」の二胡演奏や地元の「明日香風」のコーラスが披露されました。

 登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表の高垣忠一郎さん(立命館大学大学院教授)が、「初めて来られた方はいますか」とよびかけると、大勢の人の手があがりました。「重荷を背負っている心のつらさをお話しください。参加者がしっかり受け止められるつどいです」とあいさつしました。

 精神科医の澤田修さん(長崎・佐世保市天神病院副院長)が記念講演。寄り添い続ける子どもたちの発達上の特徴と悩み・苦悩について語り、「子どもたちは常に真剣。決して諦めないで、本音を出せる、聞いてもらえる親同士のつながりを大事にしていこう」と話しました。

 全日本教職員組合教文局長の得丸浩一さん、地元橿原市教育長の吉本重男さんが、子どもと教育をめぐる問題についてあいさつ。二つの「基礎講座」や12テーマの分科会で、わが子や学校のこと、子どもの未来・社会について語り合い、悩みを交流しました。2日目の26日は、引き続き分科会や「おわりのつどい」が開かれます。


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